血液がん知っとかナイト
【第19回】血液がん知っとかナイト「骨髄異形成症候群」

「血液がん 知っとかナイト」は、血液がんに関するテーマを毎回1つ掲げ、詳細な解説の後、患者や家族が十分に理解できるよう、参加者の疑問点について双方向に共有することを目的に開催しています。
対象:患者さん・ご家族・医療従事者・一般市民(どなたでも参加可能です)
2025年9月 「骨髄異形成症候群」
骨髄異形成症候群、ってムズカシイ?
骨髄異形成症候群は、血液細胞のおおもとである、造血幹細胞の異常による病気です。血液細胞として働かない血球や、組織障害をもたらす血球、正常血球風にふるまい医療者の監視をすりぬける血球など、様々な性格の異常血球が多彩な症状を引き起こす疾患です。これらの病んだ異常細胞を更生させるべく、様々な治療のアプローチが取り組まれているMDSについて概説していきます。
※お申し込みの前に、オンラインイベントポリシーを必ずお読みください。
開催日時: 2025年9月18日(木)19:00-21:00 |
開催場所: オンライン開催 |

細野 奈穂子 (ほその なおこ)
福井大学医学部附属病院 輸血部 講師
福井県出身、福井医科大学を卒業し、血液・悪性腫瘍の治療と研究に従事している。2012年からは米国クリーブランドクリニックに留学し、骨髄異形成症候群の発症原因と病態形成に関する遺伝子異常の研究に取り組む。白血病の新規薬剤の臨床研究や治験にも携わり、日本の骨髄異形成症候群、白血病の患者さんによりより治療の機会を提供できることを目標としています。

古賀 真美 ( こが まみ )
NPO法人キャンサーネットジャパン 常務理事
2002年、急性リンパ性白血病を発症した弟へ末梢血幹細胞提供を機に、白血病患者や家族・骨髄ドナーの相談支援をライフワークとしています。2013年CNJ入職、2019年より現職。主に血液がんと小児がんを担当しています。