【第20回】血液がん知っとかナイト「成人T細胞白血病・リンパ腫」

「血液がん 知っとかナイト」は、血液がんに関するテーマを毎回1つ掲げ、詳細な解説の後、患者や家族が十分に理解できるよう、参加者の疑問点について双方向に共有することを目的に開催しています。
対象:患者さん・ご家族・医療従事者・一般市民(どなたでも参加可能です)
2025年10月 「HTLV-1と成人T細胞白血病・リンパ腫」
情報が足りないと感じる人のために
HTLV-1は九州に多いウイルスですが、分布は全国に及びます。特に九州以外で、感染者は過度の悩みを抱え込みます。HTLV-1感染者の約5%が生涯のうちにATLを発症します。ATLはくすぶり型・慢性型・リンパ腫型・急性型に分けられ、最適な対応は様々です。ATLは難しい病気ですが、新薬によりその予後は改善しています。今回はHTLV-1/ATLと向き合う際に知っておきたいポイントをおさらいします。
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開催日時: 2025年10月30日(木)19:00-21:00 |
開催場所: オンライン開催 |

進藤 岳郎 (しんどう たけろう)
広島大学病院 血液内科 准教授
広島県広島市出身、幼少時より広島カープファン。京都大学を卒業し、近畿一円で血液内科の武者修行。フレッドハッチンソン癌研究センター・マイアミ大学で研究に携わり、佐賀大学・京都大学を経て、2023年より故郷広島に里帰り。専門は血液内科全般の臨床、そして移植免疫・がん免疫の研究。同種造血幹細胞移植の成績向上と適応拡大を目指す一方、HTLV-1/ATLの免疫学をライフワークとしています。

古賀 真美 ( こが まみ )
NPO法人キャンサーネットジャパン 常務理事
2002年、急性リンパ性白血病を発症した弟へ末梢血幹細胞提供を機に、白血病患者や家族・骨髄ドナーの相談支援をライフワークとしています。2013年CNJ入職、2019年より現職。主に血液がんと小児がんを担当しています。