血液がん知っとかナイト

【第22回】血液がん知っとかナイト「濾胞性リンパ腫」

「血液がん 知っとかナイト」は、血液がんに関するテーマを毎回1つ掲げ、詳細な解説の後、患者や家族が十分に理解できるよう、参加者の疑問点について双方向に共有することを目的に開催しています。

対象:患者さん・ご家族・医療従事者・一般市民(どなたでも参加可能です)


2025年12月 「濾胞性リンパ腫」

リンパ腫は、週~月単位で進行するアグレッシブリンパ腫と、年単位で進行するインドレントリンパ腫の大きく2つに分けられますが、FLは後者の代表的な疾患です。“腫瘍量”が少なく無症状の場合には、経過観察も選択肢となります。治療に奏功するものの治癒は難しく、5-10年後でも再発の可能性があるため長期間での治療戦略が重要です。今年、3次治療として承認された二重特異性抗体の登場により、大きく変化した救援治療の考え方を含め、FLの治療について概説します。

※お申し込みの前に、オンラインイベントポリシーを必ずお読みください。

開催日時:
2025年12月16日(火)19:00-21:00
開催場所:
オンライン開催

近藤 英生 (こんどう えいせい)

川崎医科大学 血液内科学 教授

1995年 岡山大学卒。岡山市民病院、亀田総合病院、愛知県がんセンターでの研修、愛知県がんセンター研究所、ドイツ・ケルン大学での研究を経て、岡山大学病院に勤務。2018年より現職です。リンパ腫、特にCNSリンパ腫を専門にしています。

古賀 真美 ( こが まみ )

NPO法人キャンサーネットジャパン 常務理事

2002年、急性リンパ性白血病を発症した弟へ末梢血幹細胞提供を機に、白血病患者や家族・骨髄ドナーの相談支援をライフワークとしています。2013年CNJ入職、2019年より現職。主に血液がんと小児がんを担当しています。