血液がん知っとかナイト

【第24回】血液がん知っとかナイト「慢性骨髄性白血病」

「血液がん 知っとかナイト」は、血液がんに関するテーマを毎回1つ掲げ、詳細な解説の後、患者や家族が十分に理解できるよう、参加者の疑問点について双方向に共有することを目的に開催しています。

対象:患者さん・ご家族・医療従事者・一般市民(どなたでも参加可能です)


2026年2月 「慢性骨髄性白血病」

医学の進歩がもたらす、新たな治療ステージ

CMLは造血幹細胞の異常に起因する疾患であり、特定の遺伝子異常の発生がその根幹である。この異常を標的とするチロシンキナーゼ阻害薬(TKI)の開発により、治療成績は劇的に向上した。さらに現在の治療目標は、深い分子学的寛解を獲得・維持し、治療を中止しても再発しない無治療寛解を目指すことである。本講演ではCML治療の変遷と、新たな治療ステージについて概説する。

※お申し込みの前に、オンラインイベントポリシーを必ずお読みください。

開催日時:
2026年2月10日(火)19:00-21:00
開催場所:
オンライン開催

入山 規良 (いりやま のりよし)

国立病院機構 埼玉病院 血液膠原病内科 部長

1998年日本大学卒。血液内科医として臨床の研鑽をおこなうとともに、多数の基礎および臨床研究を手がける。JALSG、関東CML研究グループ、CML-CSG、J-CHARGE研究グループ、悪性リンパ腫治療研究会などの臨床研究グループに参加し、数多くのエビデンスを創出している。

古賀 真美 ( こが まみ )

NPO法人キャンサーネットジャパン 常務理事

2002年、急性リンパ性白血病を発症した弟へ末梢血幹細胞提供を機に、白血病患者や家族・骨髄ドナーの相談支援をライフワークとしています。2013年CNJ入職、2019年より現職。主に血液がんと小児がんを担当しています。