2月「びまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)」
化学療法と新しい治療の役割
DLBCLはリンパ腫の中で最も多いタイプです。化学療法が治療の中心となり、長らくR-CHOP療法が標準的治療でしたが、最近、Pola-R-CHP療法という新しい治療がより効果が高い治療として承認され、使われるようになってきました。一方、治る可能性が高いと予想される患者に対してはR-CHOP療法のサイクル数を減らすなど、より副作用の少ない治療が行われることも増えています。初回治療で多くの方が治りますが、残念ながら再発・難治性となってしまった場合の治療としてCAR-T療法や二重特異性抗体という新しいタイプの治療が選択肢となってきました。DLBCLに対する標準的な治療とこれらの新しい治療についてお話します。
※ 血液がん知っとかナイトのコンテンツとなります
※ 血液がんフォーラムとは別の参加申込(無料)が必要となります
開催日 2025年2月12日(水)
開催時間 19:00~21:00
場所 zoomウェビナー
血液がんに関する疾患解説だけでは消化しきれない!知っとかナイトは質疑応答の時間を大切にし、講演会やセミナーよりも距離を近く感じられるように進行します。日頃のモヤモヤを解決する場としてご活用ください。
申込の際に事前質問を受け付けるほか、当日も質問を受付ます。
講演部分はアーカイブ配信を予定していますが、質疑応答はライブ配信のみ!
協賛 ジェンマブ株式会社
協賛 アッヴィ合同会社
講演者
東京大学医学部附属病院、NTT東日本関東病院、虎の門病院を経て、2017年より国立がん研究センター中央病院・血液腫瘍科で血液がんの治療を担当しています。リンパ腫、慢性リンパ性白血病をはじめとして様々な造血器腫瘍に対する標準治療の提供とともに治療開発を行っています。
司会者
2002年、急性リンパ性白血病を発症した弟へ末梢血幹細胞提供を機に、白血病患者や家族・骨髄ドナーの相談支援をライフワークとしています。2013年CNJ入職、2019年より現職。主に血液がんと小児がんを担当しています。