速やかな治療開始が求められる血液がんにおいて、妊孕性喪失の問題は後回しにされがちです。造血幹細胞移植後では、妊孕性温存が難しい場合も少なくありません。しかし近年、治療開始前や治療中の対応によって、将来子どもを授かる可能性を残せるケースも増えてきました。本講演では、血液がんの治療後に少しでも子どもを授かる可能性を高めるために、治療開始前や治療中から何ができるのかを、一緒に考えていきたいと思います。