リンパ腫は、週~月単位で進行するアグレッシブリンパ腫と、年単位で進行するインドレントリンパ腫の大きく2つに分けられますが、濾胞性リンパ腫(FL)は後者の代表的な疾患です。“腫瘍量”が少なく無症状の場合には、経過観察も選択肢となります。治療に奏功するものの治癒は難しく、5-10年後でも再発の可能性があるため長期間での治療戦略が重要です。今年、3次治療として承認された二重特異性抗体の登場により、大きく変化した救援治療の考え方を含め、FLの治療について概説します。